2008年02月19日

暗殺者はだれだ

松本市 まちの歯医者さん 
やまと歯科診療所 
院長 犬飼 健です

中信地区の学術講習会があり
東京歯科大学微生物学講座教授 奥田 克爾先生の講演がありました

暗殺者はだれだ

「口腔内バイオフィルム細菌は史上最大の暗殺者」
メタボリックシンドロームと歯周病の関係

と題した内容は笑いを交えながらの3時間でしたが、あっという間に終ってしまうくらいとても内容が濃く
歯科医師ならずとも理解できる楽しい講演でした

歯周病になると歯がグラグラしたり、嫌な口臭がしたり・・・ところが、歯周病による影響は口の中のトラブルにとどまらず、肺炎や糖尿病などさまざまな疾患につながることが、最近の研究で分かってきました。歯周病のもたらす弊害を知って、口内のケアに気をつけたいものです。
私たちの口の中には、500種類以上の細菌がすみついています。先生は、「きれいにケアしている人でも500億個、多い人は2000億個、不潔にしていると1兆個にもなります」と言います。
そう、皆さんの口の中はめちゃくちゃ汚いのです。

はるか昔ヒポクラテスは「口の病気をなくせば全身の健康が回復する」と説いたといいます。そんな頃から口の中について真剣に考えられていたのです。
しかし現在の日本はその考えがかなり甘く、悪くなってから何とかしようと考えている方が非常に多い。

現在アメリカでは”2080in USA”となっている
これは、20歳で80パーセントの方がカリエスフリー(虫歯がない)を実現
これは予防をかなり先行しているからです。
特に州によって違いますが、飲料水にフッ素を入れているため歯が強固になります。
子供のミルクを作るミネラルウォーターにですらフッ素を入れているくらいなんです。

ところが日本ではそのフッ素を使用しての予防はなかなか進んでいないのが現状です。
もっと予防が先行する診療ができるようになるため我々は努力しなければならないと感じました。

また、人間の体の中で癌はどのように起こるでしょう
例えば一般成人では1日1000個の癌細胞が誕生しています。
老人では1日100個癌細胞が生まれる
ではなぜ全員が癌で死なないのか
それは、人間の血液の中の白血球がその細胞をやっつけに行ってくれます。

この白血球は1秒間に100万個作られる
その白血球のおかげで我々は癌にならずにすんでいます

ところがストレスや歯周病によりバランスが保たれなくなります。
白血球の製造が間に合わず、最悪いろんな全身疾患に繋がる事を知らされました。

歯周病からいろんな全身疾患になる事をもっと皆さんに知っていただきたいと思いました。

講演が終ると父の友人(私が大学の頃、講義もしていただきました)片倉先生がブログ見てるぞとおっしゃいました。
ますますプレッシャーのかかるブログとなりました。
でもこのスタンスは変えられないな?と思う今日この頃
こんな楽しいまちの歯医者さんが一人くらいいても良いですよね。


同じカテゴリー(わ歯歯歯歯)の記事画像
セフ・メディカル
ガンバ大阪との決戦!
なわコレ2013
ミニインプラント
今日はお勉強
スポーツ歯科医学会
同じカテゴリー(わ歯歯歯歯)の記事
 セフ・メディカル (2013-10-11 22:30)
 ガンバ大阪との決戦! (2013-09-26 17:48)
 なわコレ2013 (2013-09-24 11:08)
 ミニインプラント (2013-03-04 16:24)
 今日はお勉強 (2012-08-20 11:23)
 スポーツ歯科医学会 (2012-07-18 01:57)

Posted by ちょんまげ at 15:17│Comments(0)わ歯歯歯歯
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。