ちょんまげ先生つぶやきブログ

みなさんこんにちは、長野県松本市梓川　まちの歯医者さん　
やまと歯科診療所　院長　犬飼　健です

週末に安保　徹先生の講演会がありました
午後お休みをいただいて聴講してまいりました



安保先生は免疫のお話で多数著書があり
以前より何冊か拝読いたしました
難しい免疫の話を一般の方でもわかりやすく説明してあり
健康の根源を説いた面白い本です



そんな安保先生そ講演があるということでドキドキしながら伺いました
するとなになに結構の人
会場に埋め尽くされた人・人・人
超満員です
市内の歯科医院の先生も何人かお目にかかりました
それだけ歯科界でも注目される免疫のお話です

免疫と聞くだけでなんだかよくわからない言葉なんですが
人間はこの免疫力によって守られています

白血球の中のリンパ球や顆粒球のバランスを紐解いたお話
なんかもってわからない言葉になっちゃいました

それをちょっと砕いて話します

人間はなぜ風邪をひくと熱が出るのでしょう
それはウイルスが体に入り込んで来てそいつをやっつけるために免疫力を増強します
その時に必要なのが”熱”なのです

体温を上げるとウイルスをやっつける力が上がります

ですから風邪をひくと熱がでます

そんな時に解熱剤を飲むとどうなるでしょう

体はウイルスをやっつけようと熱を出したのに
薬で熱を下げるという事は逆のことをしています

すると風邪はいつまでたっても治りません

最近では冷え性・低体温の方が増えています
それが原因でいろんな不都合や病気になっています

朝起きてすぐは体温が低いので
ちょっと時間がたってから体温を測ってください
”３６.５度”がちょうど良い体温

例えば３６度に満たない方はしっかり体温を暖めないといろんな障害が起こりうる可能性が高くなります

そこで体を温めるにはどうするか

まずあまり熱くない温度の（冬なら４０度前後）のお風呂にじっくり入って温まる事
と、湯たんぽを使うこと
湯たんぽは寝る前におへその下を温めると体全体が温まります

後、食事に気をつけること
あまり肉食にならず”きのこや玄米、雑穀ご飯”などを食べる

これだけでかなり改善されるとの事

途中口呼吸についての質問もでていましたが
口呼吸も喉にダイレクトに冷たい空気が入るので体を冷やし
アレルギーや喘息、免疫力の低下に繋がるとの事

お子さんでぼけーーっと口を開けているのはとても危険だと思います

このような症状があるようでしたら一度歯科医院で相談してみてはいかがでしょう
特に矯正治療を行っている歯科医院の方が
そういった事の改善方法を相談できると思います

勿論当医院ではそのような症状についての相談を受け付けております（参考まで）

２時間でしたがあっという間に終わってしまいました
本を読んである程度の知識はあったものの
聞いてみるとより一層理解が深まったように思いました

そんな免疫のお話を今後の診療に役立てていきたいと思います





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