木曜会
松本市
まちの歯医者さん
やまと歯科診療所 院長 犬飼 健です
今週は木曜会がありました
今回はかずみ歯科、池田和美先生の「重症歯周疾患の症例」についてのお話でした
池田先生は、「抜歯はいつでもできるので、抜いてしまった歯は元に戻らない」と言うお考えの持ち主です。
もちろん私もなるべく残す事のできる歯は残すを信念に持って診療していますが、
どの歯を残すか、どの歯は抜いたほうがいいのか
これは診療する我々が判断する事です。
ですから大げさに言うと、歯に対して死刑を突きつける!そんな重要な判断を迫られます。
今回の池田先生の症例は
抜かずに治療したものが15年かけてどのような経緯をたどったかをお話されました。
また、その話の中で他の先生ならどのような判断を下すのかディスカッション形式でいろいろ話しました。
この討論は年配の先生から若い先生までいろんな考えを持って診療している過程がわかり想像以上に勉強になりました。
その患者さんの口の中を実際に見ていないのではっきりした事はいえませんが、写真やレントゲンの状況でいろんな起こり得ることを考える事は創造をクリエイトする実に楽しい内容でした。
最後にDVD研修として築山雄次先生の講演を聴きました。
この話も目からうろこが落ちる内容で
私達歯科医師が本来何をすべきかを考えさせられました。
私も常々患者さんにお話するのは
やまと歯科診療所に来て私に治療されるのは最悪なことなんですと話します。
歯医者に来る目的は悪いところを治すのではなく、悪くならないためにいかに予防するかが大切なことを紐解きながら説明します。
ほとんどの患者さんが治療ではなく予防に歯医者に行くそんな本当の歯医者に私はなりたいと思います。
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