妊娠と歯の喪失との関連性
松本市
まちの歯医者さん
やまと歯科診療所 院長 犬飼 健です
妊娠と歯の喪失との関連性についてyahooヘルスケアに書いてありました
「子どもを産むたびに歯を1本失う」という古くからの言い伝えは、ある点では事実のようだ。女性が子どもを多く産めば産むほど、歯を多く失う傾向が高まることが米国の研究で明らかになった。
(yahooヘルスケアより抜粋)
そういえばそんな事聞き覚えがあるなあという方も多いと思います。
・妊娠は女性の歯肉炎(歯茎の炎症)の発生傾向を高める。妊娠を繰り返すほど、歯肉炎発生の頻度が高くなり、歯を失う原因となる。
・子どもを産むことによる経済的懸念から、歯科治療のタイミングが遅れる。
・子どもの世話のために、自分の歯科衛生に費やす時間が減少する。
この3つが主な原因といいますが
このほかに妊娠中は、つわりなどで歯磨きが難しくなりがち。そのため、歯茎の炎症がおこりやすく、歯周病になる人が多くなります。
さらに、妊婦さんが歯周病になるとお腹の赤ちゃんが、小さく生まれたり、早産にとなるリスクが高まる事も言われています。
これは、歯周病の炎症で出てくるプロスタグランジン(PGE2:子宮の収縮などに関わる生理活性物質)などの物質が、胎盤に影響するためであると考えられています。
この様にお母さんは身を削って子供を生むわけですからその子供がかわいくない訳がないですよね。
しかし最近では虐待やこともあろうに我が子に手をかけるといった痛ましい事件もあります。
自己中心的な考えを捨てきれない事の恐ろしさを感じます。
最近YU-くんは歯ブラシ絶好調!
勿論最初は羽交い絞めで磨いていましたが
観念するものですね。
我が子が虫歯にならないよう努力し、皆さんの良いお手本になるよう日々奮闘しています。
幼児の歯磨きについて悩みや相談などありましたら是非お話してください。
きっと良いアドバイスができると思います。
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